正直ここ何年、日本のドラマをあまりちゃんと見てないのです。
昔はそれこそたくさん見てたんです、ええ、それは頭おかしいのか?と思われるぐらい。
でもドラマ観るのってわりとエネルギーいるんです、10話ぐらいあるし・・・。
何よりも1週間も楽しみを持続できない。
もうドラマを見るエネルギーもなくなっちゃったのだな、私は・・・、と思っていたのですが、しかし!そんな私の心をわしづかみにしてくれたドラマ『愛の、がっこう。』。
これは言葉にできないほどの感動でした。毎週毎週、楽しみにしていました!ときめきをありがとう!ありがとう!『愛の、がっこう。』
ちょっとこの感動は文章に残しておきたい!
ということで、ネタバレあり感想を残しておきたいと思います。
見終わってから時間がたってないので、かなり感情的です。私の勝手な感想です。
この喜びをドラマを愛していた方、もしくはこれから見ようと思ってらっしゃる方と少しでも共有できたら幸せです。
ネタバレが嫌な方は絶対に読まないでください!めちゃくちゃネタバレです!!!
1.最初は見るのをためらった
真面目な高校教師と新宿歌舞伎町で働くホストの禁断の愛、という紹介だったんです、はじめは。
正直、普段のわたしなら絶対見ないジャンル。
まず、『禁断の愛』とか全然好きじゃないんです、そんなメロドラマみたいなのって思ってしまうというか。
しかし、今回は推しのスノーマンの末っ子、ラウールがドラマに本格的に出演するのが初、ということで、これは見守らないと、と思っちゃったんです。(スノーマンの推しなので)
しかし、しかし、ラウールがホスト役っていうのも最初は抵抗がありました。
見た目が華やかだから、そんなイメージで配役されたのかな?とか思ったんですけど、全然そんなタイプじゃないぞ、と思ったりもして。
(もちろんラウール本人のことを知ってるわけじゃないですけど(汗))
見た目が派手だからってちゃらちゃらしたタイプじゃないから!とか思ったりしたんです。
まあこれは我ながらひどい偏見で、世の中のすべてのホストの方がちゃらちゃらしてるわけじゃない、とも思うんですけど。
そんな色んな複雑な感情を持ちながら第1回の放送を観ました。
2.愛おしいキャラたち
1話見て、あ、全然メロドラマじゃないな、と思いました。
登場人物が曲者ぞろい。それこそドロドロなのか?と不安にさせつつ、それにしても様子がおかしい人間ばかり出てくる。嫌な人というより、変な人?
メロドラマ、というよりちょっとコミカルな描写さえある。
その代表がヒロイン木村文乃さん演じる高校教師愛実の婚約者、川原なんですけど。中島歩さんっていう高身長のイケメンが演じてるんですけど、銀行員でエリートで、親の紹介で婚約するんですけど、裏では人妻と不倫してて、よくあるヒロインを苦しめるろくでなしな婚約者か?と思わせておいて、それにしてもどこか様子がおかしい。
ガストで食事するときも、ってそもそも30後半のエリートが、デートでガスト行くの?とか、ドリンクバーでなみなみと飲み物ついできたり、その微妙なおかしさ、いや滑稽さ。それが回を重ねるごとに増していって、終わるころには愛されキャラになっていた、というですね(笑)。
これは川原だけではなく、最初、絶対嫌なやつ、って思ったキャラがみんな愛おしいキャラになるっていうのは、人間の多面性に焦点をあててて、素晴らしいな、と思いました。なんかネットで読んだんですけど、井上由美子さんが白い巨塔の脚本をした時、西田敏行さんが結構悪役なのにおかしなこといっぱいやってて、その時人間って色んな面があるっていうのを学んだ、みたいなことを仰ってたと思うんですけど、いやーそうだよね、人間てみんな自分の正義で動いてるからね、善とか悪とかじゃないよね、と思いました。
そんな感じで、見終わった後はどのキャラも愛おしい、っていうのがまずこの作品の素晴らしいところです。
3.話のカギは1話にある
と言っても、ラブストーリーですのでやはり視聴者の気持ちを引っ張っていくのはメインの恋模様です。
私は個人的に、ドラマの重要なことは1話に描かれてる、と思ったりするんですけども、1話、高校の国語教師の愛実は授業で、石川啄木の一握の砂という歌集の短歌、『大という字を百あまり砂に書き死ぬことをやめて帰り来れり』という句を教えてるんです。
これは砂浜で大、大きいという字を100回以上書いて死ぬのをやめて帰った、ということらしいんですけど、この愛実は、昔恋人に振られて、ストーカーになって、その彼に死ねって言われて、海に飛び込んだけどいざとなったら死ねなかった、という結構痛い人、と言われるキャラです。いわゆるザッツ真面目ちゃん。
35過ぎて、実家で大切に育てられてるお嬢さま。
しかし愛実さんは、意外にエキセントリックな性格でもありますから、超過保護なお父さんがエリート婚約者を連れてきた、という状況で物語は始まります。
一方ラウール演じる鷹森大雅はホストでナンバー1を目指して頑張っています。(ホストとしての源氏名はカヲル)しかし、この大雅、実は知的能力とかには何の問題もないんですけど、ディスレクシアという文字の読み書きに困難がある学習障害を抱えています。
その上実の母親からお金をせびられてる、という状況。父親は不明で、この母親は美容師と再婚していて、その男がくずでその美容院の経営難を大雅からのお金で工面してる、って状況です。大雅も母親が義理の父からお金をせびれと言われてるのは気づいてはいます。
このお母さん、息子のことを頭が悪い、馬鹿だって放っておいて(ほんとは障害のせいなんですけど)、そのうち大雅も小学校も中学校も行かなくなっちゃって、(読み書きできないから周りからも馬鹿だと見下されるようになって、行きにくくなっちゃったんですね)中卒でふらふらしてたところを今働いているホストクラブ『ジョーカー』の社長に拾ってもらった、っていう流れです。
つまり!この話は、大事に育てられて親の敷いたレールの上を歩いている、ちょっと年のいったお嬢様と、障害があって読み書きのできない、その上裕福ではない家で親にネグレクトされて育った中卒の若者の格差のある二人のお話、なんです。
1話で、大雅のお客さんに愛実の生徒がいて、愛実がそれでホストクラブに生徒を探しに来て大雅と初めて会います。
愛実が生徒に『家を出て生きていけると思うの?お父様とお母様がいらっしゃるから学校にも行けるしご飯が食べられるんでしょう?』と言いますが、それを聞いていた大雅が
『親なんかいなくったって、一人で生きていけるよって励ますのが先生なんじゃないの?』
と言います。
これはまさに、現在の二人の状況を表してる会話です。全く違う世界で育ってきた二人。
30過ぎて親の保護のもと生きている愛実と子供のころから親にほっとかれて育ってきた大雅。
大雅が冷笑的に『あんたたちから見たら俺らなんてくずみたいに見えるかもしれないけど』というと、愛実が真っすぐ大雅の目を見て『違うんですか?』と聞きます。
夜の世界ってくずが集まってる世界なんでしょう?自分たちの世界とは違うですよね?とでもいうように。
この時に大雅は、汚れを知らないお姫様を引きずり落とす、ではないですけど自分のお客として落としてやろうと思ったんだと思います。
4.ミイラ取りがミイラに
色々あって大雅が字を書けないことを知った愛実は大雅に字を教えることになるんですけど、これをチャンスに大雅は愛実を自分のお客とするべく仕掛けてきます。
世の中のこととか人間の駆け引きみたいなことは大雅の方が圧倒的にたけてるので、わざと怒らせてから優しくするとか、電話にでないでじらす、とかテクニックを駆使して色々愛実先生を揺さぶってきます。
ですが、店に上客、お金を沢山払ってくれるお客さんが来た時、なんとしてもナンバー1になりたい大雅は愛実をほおっておいてそのお客に必死に媚びを売ります。
大雅は、識字に問題があるせいで勉強もついていけずその結果親からも周りからも馬鹿って言われてきたので、すぐおどけます。馬鹿なふりをします。それが彼が傷つかないための自分なりの心の防御法なんですが。
この時もそのお客が『馬鹿は体を張って誠意をみせないと』というと、大雅は『はい!』と言って滑稽なほど精いっぱいおどけます。多分大雅はそういう形でしか愛をもらう方法を知らないんです。
これは札束で頬を叩く、持つ者が持たざる者を見下している、という象徴的なシーンだと思うのですが、こういう描写はこの作品の中で結構出てきます。
そんな格差社会に怒りを持つでもなく、完全に飼いならされちゃってる大雅。
結構つらいシーンなんですが、この時!
この時に愛実がその上客に向かって、静かにしっかりと『かおるさんは馬鹿じゃありません』っていうんです。
これですよ!この時に大雅は愛実先生に完全にやられちゃいました。色々落とそうと仕掛けてきたけど、ミイラ取りがミイラとかまさにこのことか!というぐらい、ガツンとノックアウトさせられちゃいました。
5.ホストを美化した作品なんかじゃないぞ!
でも、賢い大雅は分かってるんです。いや、悲しいぐらいわきまえてるんです。
文字も読めないホストの自分は先生にふさわしくないと。
見た目は地味な30後半のおばさんと、華やかな若いイケメンホストだけど、中身はお姫様と本当に貧しい若者みたいな。もう、くどいようですが完全に格差社会の話なんですよ。
よく禁断の愛、ということでロミオをジュリエットと書かれたりしてましたが、私は『違うぜ!』と思ってました。ロミオとジュリエットは、同等な家柄の者たちが対立していて、その中での許されない恋愛で、どちらが上とか下とかないですから。そこにさえ行けてないんですよ、大雅は。
愛実と同じ舞台にさえ立ててない。
あえて例えるなら、ベルばらのオスカルとアンドレ。貴族と家来なんですよ。いや、家来なだけアンドレの方がまだいいです。大雅だったら屋敷にさえ入れない・・・。
この辺が出会うはずのない二人、というキャッチコピーの理由だと思うのですが。
(ベルばらだってフランス革命で時代がひっくり返ったから起きた奇跡みたいな感じですよ)
大雅は賢い子だから、絶対愛実の領域に入ろうとしません。それでも好きだから最後にお別れ遠足旅行だけでもって三浦海岸に二人で行って。
そんなお別れ遠足でも、『自分はお金のためなら何でもしてきた、だから自分は汚れてるから先生にキスしないよ』とかちゃんと自分で線を引く、というね。
23歳の子に自分は汚れてる、とか言わせるこの世の中ってどうなの!と怒りさえ覚えますし、大雅が自分をどれだけ卑下してるか伝わってくるし・・・。
正直、中卒で、読み書きできなくて、現状日本でつける職業ってほとんどないです。バイトでも難しいかも。夜の仕事ぐらいしか大雅には行き場がなかった。
全然ホストを美化した作品ではないぞ、ということは声を大にして言いたいですね!
6.成長物語
そのあと、愛実が勤める学校に二人のことがばれる、大雅大ケガする、ホストクラブジョーカーお客の乱入で警察沙汰事件など、色々事件が起きますが、二人はお互いがお互いを想いあってることを確認して、二人は一緒にいる道を選びます。
正直、9話ラストで二人が向き合ったラストで、残りはもうあと2話、このままずっと二人のラブラブシーンでも私は構わない、何を見せられてるんだ?というシーンが続いたとて大満足だ、とさえ思ってました。(完全に頭がおかしい)
ですが、そんな訳はなく・・・(汗)。
ラスボス、愛実父が立ちはだかります。ちなみに、愛実父は会社でパワハラで訴えられて左遷させられるような、まさに権威主義の象徴のような人物です。
まあでも、私たちは二人が一緒になる過程を見てきたから結ばれてほしいって思うんですけど、愛実父の立場からみたら、大事な一人娘が、中卒の読み書きできない、一回り以上年下のホストと付き合いたいって言ったら、親は反対しますよね。
このお父さんが、娘が出ていった部屋で娘の少女時代のアルバムをめくりながら泣くシーンなんて、なんかかわいそうになっちゃいました。
愛実父、家を飛び出した愛実の部屋に乗り込んできて、大雅を押しのけて、
『私の娘に汚い手で触るな!』
床にしゃがみこんでる大雅に向かって
『そうだ、そちら側にいろ、こちらに来るな!』
と言います。なんたる構図、まるで舞台でも見ているような分かりやすさ。
これほど世界の違いを見せつける演出があろうか!と驚き、これは大雅が踏みにじられる!と思いきや、ここで意外にも
『専門学校へ行け、きちんとした仕事につけ、学歴がどうこう言ってるんじゃない、努力できるか見せてくれ』と言います。
パワハラパパだけど、権威主義だけど、根幹にあるのは娘への愛。人って違う面から見れば見え方が変わってくるよね、素晴らしいな、と思いました。
そして、大雅の『やってやるよ!』
頑張れ大雅!
そして、最終回は大雅、奮闘するの巻となります。
大雅はお姫様を得るために退路を断って(落ちたら愛実先生と別れるという覚悟を持って)全力で受験に挑みます。
愛実先生は『障害があることを伝えて配慮してもらいましょう』と言いますが、大雅は普通の人と同じ状況で受けて受かりたいと言って拒否します。
で、世の中もちろんそんな簡単じゃないので落ちるんです。(ドラマとは言えそんな甘くない)
勉強してるけど、やっぱり読み書きに時間がかかるので、時間内になんて難しいんです。障害ってやる気がどうこうとかそういうもんじゃないじゃない。
(でも大雅にもきちんと自分の障害を受け入れていく時間が必要なんです)
ある意味自分の障害と大雅がちゃんと向き合って、ちゃんと負けたのが初めてなのでショックが尋常じゃない。まあこれはいわば成長痛。
大雅はネグレクトされてきたから、こういう体験さえしたことないというんですかね。
そして大雅、すごい落ち込みます。もう別れる、どうせ俺はだめなんだ、と。
で、愛実先生が大雅に『ホストに戻るの?』って聞いてから・・・。
ここからのラウールはすごかった。凄すぎてびっくりしました。
大雅、初めて自分の気持ちをさらけ出します。
『なんだよ、きたねーもの見るみたいに!俺は今まで誰の力にも頼らず夜の世界で生きていく道見つけたんだよ!』って。
もともとラウールの話し方がちょっと舌っ足らずで、そこがかわいいんですけど(ファンですから)、だから感情に体が追い付いていってないっていうのも感じたんですけど、そのコントロールできないほど感情が高ぶってるのが凄くて、イヤー、芝居でもこんなリミッター外してくるの???みたいな。
ラウールがダンスとかで急にガンっとくるのは知ってたんですけど、
『参ったわ、ダメだわ、うちの末っ子はアイドルでは収まらないかも』
って真剣に思っちゃいました。
『世界に羽ばたいてほしいけど、スノーマンの末っ子でも居てほしい・・・』
というこのスノ担としての苦しみ(涙)(涙)(涙)。
話をドラマに戻しますと、ここで思い出すの1話では大雅が愛実先生に言った
『あんたらから見たら俺らなんてくずかもしれないけど』
この大雅のぬぐえない劣等感。自分のことを一番くずだと思ってるのは大雅自身なんです(涙)。周りから、何よりも母親から否定されてきた大雅にとって、これはもうトラウマみたいなもんで、大雅はこの感情とこれからも一生戦っていかないといけないんだなあと思うと泣けてきちゃうわけです。
(自分の名前も漢字で書けないのにほっておかれたんですから。23年も)
大雅のホスト名『カヲル』って名前を脚本の井上由美子さんが源氏物語の薫の君からとったんだとしたら、薫の君も母の女三宮からほぼ捨てられた状態で、そして父光源氏からも不義の子と距離を置かれて、両親から親の愛を受けないで育ってきている。(大雅も父が誰か分からない)
世の中に希望を見いだせず厭世的な性格。(大雅もすぐ世の中は自分と違う人間をボコボコにしてくる、とネガティブ思考)
ただでさえディスレクシアで大変なのに、その上心の傷も深いの?と思うと、
『頼む!愛実先生、鷹森大雅を幸せにしてくれ!』
と願わずにはいられないんですよ(涙)。
普通はヒロインを幸せにしてくれって思うんでしょうけど・・・(汗)。
そして、愛実先生、自暴自棄になった大雅に部屋から追い出されてしまいます(涙)。
7.ジェットコースターだったけど大満足なラスト
まあ色々ありましたが、ラストシーン、二人はお別れの遠足旅行で行った三浦海岸で再会します!(いや、そうじゃなかったら暴れようかと思いました、私が)
三浦海岸って二人にとって重要な場所なんですけど、お別れ遠足の時に大雅が愛実先生に『何で海ってサンズイに母って書くの?母って関係なくない?』というシーンがあります。
『すべてを受け止めるものが母なるものっていう意味なんです』
愛実が言って大雅が『すべて受け止める母ばっかじゃないけどね』っていうんです。
(大雅~(涙)(涙)(涙))
大雅にとって愛実先生は母なるものって意味もあるのかもしれません。
(いや、もうたっぷりと愛情を注いでやってくれ!)
ドラマは三浦海岸の砂に『愛』という字を沢山(百回以上なのかな?)書いて、愛実先生が『合格』って言ったら、大雅が急に愛実にキスして終わる、というですね。
大雅が、初めてじゃないですか?愛実に遠慮しないで自分の心のままに愛情を表現したのって。それまでは『いい?』みたいな確認があった気がします。
身長差って正義だな、というような美しい絵で二人のシーンは終わります。
ここのシーンはまあ、もちろん一話の石川啄木の詩ですね。
これからも二人は死にたいって思うほど沢山の困難にあうだろうけど、二人で砂に字を書いて生きることを選択していくんだろうな、というですね。
誰がなんと言おうがハッピーエンド、いや、ハッピースタートだと私は思います!
大雅が書いたんだろうな、とわかる『愛の、がっこう』という字が表記されて。
愛の、(続くを意味する読点、)学校。(新しい文章の始まりを意味する句点)で終わる。素晴らしい!素晴らしいラストだ!!!
最初は『愛の、がっこう。』というてタイトルが、メロドラマみたいでちょっとなあと思ってたんですけど、全部見て意味を回収すると、素晴らしいタイトルだ!これ以外のタイトルはないな!と大満足でした。
いやー、すごい脚本家の方に対して逆に失礼かもしれませんが、井上由美子さん、素晴らしいですね。
また大ラスを愛実の両親のシーン、ラストカットを鉢植えの芽が出てきている、というところで終わらせるというのが、二人のラブストーリーというより家族の愛の物語みたいでよかったです。
色々問題のある家庭かもしれないけど、愛実さんというのは間違いなく愛されてきた子なんです。(甘やかされてきたという意味ではない)
愛されてきた子っていざとなると芯が強いというか、決めたら真っすぐ進む、というか、それが人としての品格を感じさせるというか。
この辺が川原のいう『愛実さんなら底辺に落ちても自分で這い上がりますよ!』なんだと思いますが。
愛実先生はこれからもたっぷり大雅に愛を注いであげてほしい・・・。なんと言っても愛の実という名前の愛実先生ですから。
いやー久しぶりにこんな語りたいという気持ちにさせてくれるドラマに出会えました!
何よりも、見た目の華やかさでラウールを選んだの?と思ってたドラマでしたが、見終わって見れば、ラウールの少年性?繊細さ?が魅力たっぷりに出てて最高でした。
木村文乃さんも、私はスノーマンのファンなので、どうしてもラウール(大雅)寄りの感想になってしまいますが、特に最終回、『大雅、大暴れする』のシーンで、
『いやー!愛実先生ドアに手挟まないで!』と思いましたが、感情をぶつけてくるラウールにどんとこい!という感じで、でもそういう危険なシーンの時はちゃんとドアからばっと手を引いてくれてて、そんなところもなんでも受け止めてくれる母のような愛実先生とリンクしてて最高でした。
全然まだまだ語れるんでけど、きりがないので、この辺で辞めます。
あああああ!
ロス過ぎる・・・。
何年ぶりだ、この感情。
とってもおススメです。Tverなら無料で3話までみれます。あとは有料ですけどネットフリックスとか動画配信サイトで。でも年末ぐらいに一挙放送してほしいですね!
と、気が付いてみれば、私のブログ史上最大に長い文章になってしまいました。しかも感情のままに書き連ねてる(汗)。
最後までお読みくださった方がいたら、本当に、本当にありがとうございました!